2011/12/23

享受数码生活 JVC HA-FX700

このところ仕事帰りにちょくちょくヨドバシに入り浸りいろいろなイヤホンで音楽を聴き比べていました。ビクター(JVC)、デノン(昔はデンオンだったのに…ニコンもそのうちナイコンになってしまうのだろうか)の3千円くらいのもので気に入ったのがあったのでどちらかにしようと思ってました。が、聴いていくうちに当然のことながら耳が肥え(笑)、帰宅後は就寝までネットでレビューや口コミを念入りにチェック。どうせ買うならということで、なんとあろうことか、お釣りをもらうには大ならば3枚手渡さなければいけない高級イヤホンを買ってしまいました。はぁ~。それは振動版と筐体が木でできているビクターのステレオイヤホンHA-FX700。ほとんど衝動買いと言ってもいいでしょう。


精悍で滑らか 付属のケースは本革張り

やっぱりブラックはいいね 


昨日購入。帰ってから箱を開ける。箱からして高級感が漂い、扱うこちらも興奮と緊張で手が震える。ビクターのこの製品(作品といってもいいでしょう)に対する思い入れが伝わってくる。昨日今日とこのイヤホンでお気に入りの音楽を聴いてみたら…
  • 音が、上品 クリア やさしい 柔らかい マイルド まろやか 明るい 温かい 軽快 立体感がある 素直で厭味がない 聴いていて心地よい
  • ボーカルは主張しすぎず自然で張りがある しっとりした歌声も合いそう
  • パワー・迫力もあり音量を上げても音割れしないので安心して聴くことができる
  • ボリュームを絞ってもクリアに聴こえる
  • 木を使っているからかギターやバイオリンなどの弦楽器やピアノの音が格別 ギターの音など「ポロンポロン」という感じで音の珠の粒が目の前に浮かびあがってくる感じがする イヤホンでは聴いたことのない弦楽器の音が味わえる
  • ときどき「こんな音が入ってたの?」という発見がある
  • そして気に入ったのは長い時間聴いていても不思議と疲れないこと 感動!! これは結構重要なポイント

聴いたのはケアリイ・レイシェルKeali'i Reichel、エア・サプライAir Supply、ギルバート・オサリバンGilbert O'Sullivan、アマリア・ロドリゲスAmália Rodrigues などアコースティックなサウンドが中心。Keali'i Reichelはクリスマスソングアルバムを聴きましたが、アコースティックギターの音などちょっと吃驚でした。少し紹介すると、彼はハワイのミュージシャンでフラダンスのクム(師匠)でもあります。フラダンス(本当は「ダンス」は付けずに「フラ」という)をやっている人ならおそらく知っているでしょう。彼の落ち着いた甘い歌声は素敵です。彼の曲で有名なのは「カ・ノホナ・ピリ・カイ」。これは「涙そうそう」のカバーで、フラの曲としても大変人気がありハワイでも日本でもよく踊られています。


ケアリイ・レイシェルのクリスマスソングアルバム
おすすめの曲は'O Holy Night '

ハワイの友人からもらった本人自筆サイン入りのCD


さて、このイヤホンの音はネットのレビューの評価の通り素晴らしく、今のところ不満な点は特にありません。久しぶりに胸がときめきました。見た目も美しく、早くも所有する喜びも感じてます。外国製のイヤホンは全く試聴しませんでした。4,5万円するのもあるようですけど、私にはこれ以上のものは(もはやこれ以下のものも)必要ありません(たぶん)。ちょっと褒めすぎのようですが、本当に音楽を聴くのが楽しくなりそうです。

ところで、なぜ今回ステレオイヤホンを買ったかというと、それは…

つづく


高価なものですが良質な音を楽しみたい方にはおススメです