2011/02/26

…そして帰国

いきなり”帰国”はないだろうと思うかもしれないけれど、実はもうモロンに行って2月15日に帰ってきてしまったので…。モロンの・・・の話は追々ゆっくりと。

では、なりふり構わず心躍る飛行機の話をするとしよう。帰りの飛行機はパリ経由のエールフランスにした。マドリードー成田の往復で7万円ちょっとと安かったのと、パリから成田の便が一度乗ってみたかった世界最大の旅客機エアバスA380だったから。日本発だと2~3万円以上も高いけれどなぜでしょう。さて、わくわくしながら搭乗したA380は期待が大きかったが故に、最初は少し期待外れかなと思った。ビジネスクラス以上だったら他の機種との差があったのかもしれないけれど。エコノミーの座席の前後の間隔はむしろ狭いと感じた。明らかに行きに乗ったKLMのジャンボの方が余裕があった。でも航空会社によって座席数や配置も違うので一概にA380の評価をすることはなりませぬ。座席幅は若干広かったかな。座席の配置は3・4・3、ジャンボと一緒であるが、通路やトイレ、トイレ周辺のスペースは従来の旅客機より随分広かった。新鮮だったのは、座席の前に付いた液晶モニターで飛行している自身の姿をリアルタイムで乗客に見せてくれることであった。垂直尾翼の高い位置にカメラが付いているのだ。初めはモニターに映る飛行機が今自分が乗っているものだと判らず、それが判ると同時にもの凄く感動した。肝心の乗り心地はというと、安定感があり揺れがほとんどなく非常に快適なフライトであった。また、エールフランスのサービスは従来通りとても感じがよくて満足できたし、機内食は牛肉を選んだらマスタードソースがとてもおいしかったので、今回のフライトに得点を付けるとしたら90点をあげたい。

帰国当日は、モロンのアパートを出てから20:00発の最終バスでセビージャへ。時間をつぶしてから深夜バスに乗り、6時間かけてマドリードへ到着。10時過ぎのフライトまで時間に余裕があったので空港までは地下鉄を利用。計15時間ほどのフライトで成田へ。成田からは高速バスに乗り無事帰宅。Door to Doorで34時間の長旅でさすがに疲れた。一ヶ月半ぶりの日本は寒かった。エアバスから見たシベリアはもっと寒そうだった。


でかい!けど決してジャンボと呼ばない

上は2階キャビンへの専用通路
2階は日当たりがよさそうです

バルト3国のリトアニア辺り うぅっ寒そう