2011/02/27

我和吉他

2002年我在北京语言大学读书的时候,偶然要开始学习弹吉他了。有一天我和我的朋友某岛君去看看学校附近的乐器店。那家乐器店备有乐器教室。我们从来打算利用下课后空的时间一起学习个乐器。看了一遍乐器店里后,
某岛说,「サックス(萨克斯管)にしない?」
我回答说,「えーっ、サックスぅー?難しそうだしちょっと値段が高くない?」
我接着说,「クラリネット(黑管)は?ずっとやりたかったんだ。」
我看出某岛不同意的样子来了。
我们同时发声,「どうしよっかぁ(怎么办?)。」
然后我们又看了一遍店里,
忽然某岛开口说,「じゃあ、折衷案でギター(吉他)にしよう。」
虽然我不知道吉他怎么会成为个折衷方案,但是我终于同意了。我们立刻选了大约5,000日元的吉他,改天就开始学习了。

僕らが選んだ安いギターは、スチール弦のカットアウェイで今考えるとかなりお粗末なものだったけど、まじめな感じの楽器店店員兼ギター講師の王先生が初心者の僕らに根気強く教えてくれたので、指が少し痛くなる程度には練習した。王先生は定番の「禁じられた遊び」や「ホテル・カリフォルニア」のイントロを教えてくれ、その演奏に感激したのを覚えている。王先生のように弾けるようになりたいと思ったものだ。これが私とギターとの出会い、ちょっと大げさだが、言わば「モロンへの道」のプロローグである。かっこいー。

初めて買ったそのギターは留学から帰る前に、スケートボードが好きで、練習中よく転んで体中に擦り傷を作っていた(隅々まで確認したわけではありません。)同じクラスの韓国人の女の子に譲ってあげた。正確に言うと3,000円で売った。

数年前に懐かしくなってその楽器店を訪れたが、経営者も店の名前も変わっていた。王先生もいなかった。某島君はその後北京で日本語学校を経営、今は日本にいるらしい。


变脸(変面、中国四川省の伝統芸) 北京にて