"FoxL v2 PLATINUM EDITION"
と日本語で表示するのがちょっと難しい名前が付いたsoundmatters社の超小型スピーカーです。
Bluetooth対応のスピーカーに興味を持ち、いろいろ探していたところネットで知りました。現物を触ることができる場所が無い(ショールームに行けば可能らしい)のでアマゾンのレビューとsoundmatters社のHP http://www.soundmatters.com/ を参考にして購入を決断、アマゾンに注文しました(他ではほとんど売っていない模様)。ちなみに価格は22,800円、定価販売のみ。強気です。
soundmatters 音には自信ありか 顔つきも精悍
作っているsoundmatters社はアメリカの会社(工場は中国)で、なんでもNASAに勤めていた人が設計したとのこと。「サイズはメガネケース程の大きさ」と紹介されていましたが、実際はもう少し小振り、そして重さ269gという数値の割にはしっかりした重量感があります。1回の充電で長い時間持つ(取扱説明書では20時間)ので、どこにでも持って行ってコードレスでiPhoneに入れてある音楽やインターネットラジオを楽しむことができます。もちろん有線でも大丈夫、付属のケーブルは結構高級なものらしいです(ほとんど使ったことないですが)。布製の簡単な袋も付属していてこれは重宝します。
音質は期待通りで、普通のCDラジカセよりもずっといい音を出しています。輪郭がはっきりしたクリアなサウンドは成熟した落ち着きも兼ね備えています。最近、ボサノバやサルサなどラテンの音楽を聴くようになりましたが、声量を抑えたしっとりしたボーカルや、自然に踊りたくなるようなリズムを奏でる陽気なパーカッションの音などは最高です。音量は、寝室やリビングなどでBGMとして音楽を流すなら十分でしょう。コンパクトなボディーから響く低音は結構迫力があります。この低音ははバッテリーを振動させることにより得ているそうです。ボリュームを上げると本体の振動がすごく、それを吸収するために本体の下に敷くゴム製のストッパーが付属しています。Bluetooth(無線)の設定は簡単で、取扱説明書を読んですぐにできました。
電源を入れたときや通信がON、OFFになる時(例えば再生を始める前や再生しているのを停止した時)にブツっという結構目立つ音やノイズが聞こえますが、これはご愛嬌の範囲内、音が鳴っている間はノイズは聞こえません。
Bluetooth対応のスピーカーはまだ製品の選択肢が少なく、今TVコマーシャルでもやっているBOSEの製品も店頭で試聴してみましたが、1.1kgと気軽に持ち運ぶにはちょっと重いのと、音質が期待した程よくなかったのでやめました。(音量はかなりありました。パーティーやダンスのレッスンなどには持って来いでしょう。)
このbluetooth対応スピーカーの一番の長所はとにかく小さくて軽いこと。どこにでも気軽に持って行けるのは大変便利。この間の台湾旅行にも連れて行きました。ホテルの部屋で好きな音楽を流しながらブログを書いたり寝転がったり、この可愛らしい相棒のおかげでリラックスして過ごすことができました。自宅やホテルの部屋では、イヤホンで聴くよりやはりスピーカーの方がいいですね。
iPhoneとFoxL これだけで随分楽しめる
小さなお店のカウンターにちょこっと置いて
インターネットラジオの洒落た音楽を流せば
もはや有線放送は不要かもしれません
寝る前にFoxLを枕元に置いて好きな音楽を聴くのは贅沢な時間。音楽だけでなく人の話す声もとてもきれいに聞こえるのも気に入ってます。小型スピーカーとしては値は張りますが値段に見合った価値は十分。スーパーオススメです。