2011/05/08

听音乐

GW最終日。スポーツクラブで少し筋トレをした後、行きつけのマッサージ店で、今日久々にブログに投稿しよう、と思いつき内容を考えながら心地よいマッサージを受けていた。

ここ2,3日夜中に音楽を聴いている。10年以上前に買ったいいステレオでゆっくりとお気に入りの音楽を聴くのは本当に久しぶりだ。五月と十月が一年で一番いい季節だと思う。冷房も暖房も要らない。エアコンをつけないので静寂の中で音を楽しむことができるのはこの2カ月くらいだろうか。夜中なのでボリュームを落として聴く。スピーカーの横に置いてあった森田童子のCDを聴いてみる。やっぱり…素敵すぎる。無駄な音があまりない。アコースティックギターの鋭い高音と静かに語りかけるようであるがまた情感豊かな歌声。彼女に歌われる旋律が絶妙な詩をさらに引き立たせている。彼女の歌はリアルタイムでは聴いていない。見てはいなかったけれど、「高校教師」というテレビドラマの挿入歌で使われて知り、CDを買って好きになった。

君はむずかしい顔して
立ち読みしながら本を盗んだ
ぼくの自転車のうしろで
孤立無援の思想を読んだ

                      「孤立無援の唄」より


いったこともないメキシコの話を
君はクスリが回ってくると
いつもぼくにくり返し話してくれたネ
さよなら ぼくの ともだち

               「さよなら ぼくの ともだち」より





続いて八神純子の1stと2ndから好きな曲だけつまみ食い。「雨の日のひとりごと」「気まぐれでいいのに」「そっと後ろから」「渚」等、そして昨日まで本人の曲だと思っていた「さよならの言葉」。数十年前(なんだよなー)によく聴いていた時と同じ感動があった。オレはあまり変わっていないんじゃないかとふと思って可笑しくなってしまった。youtubeで「さよならの言葉」を探したら、小野香代子さんという方がコッキーポップ(わかりますか?)でグランプリを受賞した時に歌っているビデオがあった。彼女のオリジナルだと知る。八神純子のもとても好きだけれど…こちらのほうが遥かにいい。生で聴きたい。小野さんの歌を聴きながら、「歌って口から出るそよ風なんだぁ」なんてことをふと感じてしまった丑三つ時。昔はいい曲が多かったなー。



YouTubeで復活したので再アップ 2012.1.10
残念ながらまた削除されました 2012.1.13


贅沢な休日でした。