2013/12/28

仙石線の今 To Matsushima

石巻に来てから仙台と石巻を結ぶ「仙石線」(せんせきせん)を利用したことがなかったことに気づき一度乗ってみることにしました。

休日の午後、向かうは「松島海岸駅」。二日前に降り積もった雪に時折冷たい小雨が降り注ぐとても寒い日でした。

仙石線は津波による被害のため未だ一部区間が復旧しておらず、その区間は代行バスが運行しています。仙台−石巻間は2時間以上かかり大変不便。現在の仙台−石巻の交通手段は、仙石線の他に、鉄道なら東北本線と石巻線を利用するルート(小牛田乗り換え、朝夕は一便ずつ所要時間1時間程のノンストップ直通便あり)、バスは三陸自動車道を走る宮城交通の高速バス(所要時間1時間15分)があります。今のところ一番便利がいいのはバスでしょうか。


午後二時過ぎに石巻を出発

時刻表はすぐ頭の中に入りそう

車両の色は好感が持てます

一つ目の駅 陸前〇〇という駅は他にもいくつかあり

へびた(蛇田)駅 津波はここにも到達したらしい

少し西へ走ると東松島市

矢本駅に到着

代行バスに乗り換え

路線バスと思いきやきれいな観光バス

しばらく線路と平行に走ります

野蒜(のびる)辺りかな

河を渡ります

ここら辺でバスは線路とお別れ

全線復旧まであと数年かかるとのこと

東松島市の名は有名な松島を入れた方が分かりやすいから
そう命名したと聞きました

松島市に入ります らしくなってきました

松島海岸駅到着 所要時間約1時間

今日は休日 仙台からの観光客が大勢いました

受け入れ態勢も徐々に整ってきた模様

代行バスは一便二輛

駅前には食堂が何件か 

色の着いたところが不通区間 

また代行バスで帰るのでこの先は乗りません 

駅構内から駅前を望む 

駅前の公園にて

松島は何と30年ぶり  前回は夏でした

船に乗った、蒸し暑い曇天、覚えているのはそれくらい

歌で有名な瑞巌寺付近 

円通院入り口

瑞巌寺はもう閉まっていました

日が射したと思ったらまた雨という天気 

瑞巌寺の参道 

観光船の桟橋より

もうすぐ帰るので船には乗りません

気温は0℃くらい 寒い

少し行けば絶景が広がるのでしょう 

30年前も曇りだった気がする 

気候の良いときに来たいです 

五大堂

奥の辺りに駅があります 

帰り 代行バスで陸前小野まで行き電車を待つこと30分

無人駅には売店がありおばちゃんがいろいろな話を教えてくれた 

ここから乗る人は二人のみ

石巻到着 約4時間960円の旅でした


2013/12/09

鳴子温泉 Naruko Onsen

以前人に勧められた宮城県大崎市にある鳴子温泉郷に行ってきました。石巻からはJRで乗り継ぎが良ければ二時間ちょっとで着きます(料金は片道1,280円)。


やってきました鳴子温泉

到着時は傘は不要な雪がパラパラ

こけしと下駄で有名なのは来てから知ったこと


10時過ぎに「鳴子温泉駅」に到着。駅構内にある観光案内所で1,200円の「湯めぐりチケットを」を購入して早速温泉へ。まずは、駅を出て坂を上ったところにある共同浴場の「滝乃湯」へ向かいます。急に思いついた日帰り温泉の半日旅行者を、前日に降った雪でうっすらと雪化粧した街や山々が、温泉場の風情を割り増しして醸し出し迎えてくれました。

駅構内の待合室
アシカショーの観客席のような作り
ストーブ&座布団がうれしい

足湯もあり


駅を出るとこけしがお出迎え

名前の由来は諸説あるようだけど
「子消し」説が真実ではないかな

滝乃湯 お湯はかなり熱い硫黄泉

大人150円 広くはないが小綺麗
とてもいい湯 来てよかった

ここは東北新幹線の古川駅から50分くらい

色のいい柿が生っていた

日曜の日中 観光客は疎ら

早稲田の学生が掘ったという温泉

壁の黄色だけを抽出 よく撮れたと思う

もう雪は止んだよう

今や電話ボックス自体が珍しい

鳴子温泉郷は数駅に跨がっている

温泉卵の青い箱が欲しい 

左 鳴子観光ホテル 右 鳴子ホテル

鳴子ホテルの温泉に入る

ここも硫黄泉 広い内風呂と露天風呂あり

ここは結構大きいホテルだった

こけし 昔家にあったな

観光ホテルのおみやげ屋の典型

滞在3時間で十分楽しめた 早めに帰ることに
因みに更に進むと山形県の新庄に行ける

単線 列車は2両編成

山を下りて進む

左 一人掛け 右 二人がけ

駅の売店で買った今日の昼食にフォーカス

列車は川沿いを走る またいつか来よう


ここ鳴子温泉にはいろいろな泉質の湯が湧き出ているそうですが、この日入ったのはどちらも硫黄泉。白濁の湯は好きなのですが強い硫黄の匂いに少しだけ酔ってしまいました。「滝乃湯」の熱いお湯は最高でした。