2013/10/27

日和山公園とサルコヤ

台風27号が去っていい天気になったので、バイクで5分程のところにある、標高60メートルの日和山公園に出かけました。台風の置き土産でしょうか、時折冷たく強い風が吹いていました。


遠くに牡鹿半島先端と網地島(あじしま)、田代島が見えます

津波のときは橋桁に挟まれた辺りにいた車だけ
難を逃れたそうです

木の葉はすでにあかく色付いています

旧北上川の中洲


日和山を降りて家にバイクを置いて、今度は楽器屋へ向かって散歩しました。

石巻には楽器屋が二軒しかありません。今日、ギターの4弦(一番切れやすい弦なのです)を買いに行った「サルコヤ」という風変わりな名前の楽器店は、石巻駅から旧北上川に向かって8分くらい歩いたところにあります。お年を召したご夫婦が経営されていて、今日は奥様が店にいらっしゃいました。

店内には、津波の後のお店の様子などを撮った写真が飾られています。めちゃくちゃになった店内の様子、店から道に流され車に乗り上げられたアップライトピアノ。日本だけでなく外国からピアノの再生やコンサートによる復興支援に訪れた方々の写真。鶴瓶さん、久米宏、シンディー・ローパーの写真もありました。

しばらく店内を眺めて目的の4弦を購入したあと奥様に話しかけると、地震当日そしてその後のお店や市内の様子などについてお話を聞かせてくださいました。いろいろなお話を伺ってからまた歩いて帰宅しました。


2013/10/26

Japan Series has begun

いよいよプロ野球日本シリーズが開幕した。対戦するのは、今シーズンどちらもぶっちぎりでリーグ優勝を遂げた巨人と楽天である。楽天は創設9年目で初のリーグ優勝、そして日本シリーズ出場ということで地元のファンも大いに盛り上がっているようだ。私はどちらのチームのファンでもないが、小さい頃からアンチ巨人だったので応援するのは当然楽天の方だ。

小学生の頃から大洋ホエールズ(その後、横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ→現DeNAベイスターズ)のファンだったので、10数年前までは、テレビ中継があるときはほぼ欠かさず見ていたし、たまには球場に足を運んで応援していた。ベイスターズに魅力を感じなくなったことに加え、テレビでもプロ野球の中継をあまりやらなくなったこともあり、最近日本のプロ野球には以前のようには興味がなく、試合を見ることもめっきり少なくなった。そのため各チームのスタメンで活躍する選手の名前もよくわからない。

日本ハムが札幌に本拠地を移し、楽天が仙台に誕生したのは北海道や東北の野球ファンにとって大きな喜びだっただろう。それまでは、プロ野球の試合を見るには、年に1、2回の地方開催試合の日に見に行く以外は、お金と時間をかけて東京まで足を運ぶしかなかったのだから。こちらに住んでいると、特別野球ファンでなかった人も、皆地元球団の楽天を可愛がり応援しているというのが自然と伝わってくる。人々に楽しみや元気、勇気、希望を与えているのだ。経済効果も少なくなさそうだ。今年は楽天にこのまま頑張って最後まで勝ち続けてもらい、是非日本一になってもらいたい。


仙台駅から東へ真っすぐ歩くこと二十数分

初めてやって来ました Kスタへ

台風も去り好天に 木の葉も燃えています

マー君のおかげ だけではないよね
Thanks to Masahiro Tanaka

宮城球場は一時ロッテが本拠地にしていました
なんかいい感じです

KスタのKとはクリネックスのこと也

試合直前に来て入れるなんて思ってませんよ

ただちょっと来てみたかっただけ

球場前でもらった日刊スポーツの号外
星野仙一の仙は仙台の仙だったのかぁ


2013/10/24

あめふりくまのこ

最近この曲をきく機会がありました

なつかしくてやさしい曲です

年をとったせいか

童謡をきくといつもこころがなごみます

そのあとまもなくして

感傷的になるときも

よくあります

これも

年をとったせいでしょう






今日はしとしととあめがふっています






2013/10/23

高速バス

スペインにいるときは、列車より便利で安いので長距離バスを良く利用した。
所要時間は確か、
マドリード=グラナダ  5時間半
マドリード=サラマンカ 2時間半
グラナダ=セビージャ  3時間
セビージャ=リスボン  7時間
くらい。料金は2、3時間の路線で2、3千円くらいだったと思う。

この長距離高速バスを日本で頻繁に利用するとは思いもよらなかった。

使っているのは東京(新宿)=仙台(あるいは石巻)の路線である。新幹線の方が断然速いが、片道11,000円くらいかかるので料金の安いバスを利用している。

バスは多くの会社が運行していて、料金は運行会社やバスのタイプなどにより様々だ。4列スタンダードシートから3列ゆったりシートトイレ付きなどいろいろなバスが運行している。安い平日は3,000円くらいからあるので経済的にとても助かる。利用者が多く料金の上がる週末でも5〜7千円ほどだ。一般的に夜行よりも昼の便の方が安い。また、概して新しいバスの方が乗り心地がいい。

所要時間は5時間半程である。結構長い時間なのだと思うが、もう慣れてしまったのであまり苦にならない。大概途中2、3回サービスエリアでの休憩があり、そのときは外気に触れてリラックス出来る。月に一度や二度は利用しているので、東北自動車道のサービスエリアは、「また来たか」という感じですっかり馴染みになってしまった。売店でその土地の名産品やお土産物を眺めるのは、ちょっとした勉強にもなるし結構楽しい。


新宿=仙台・石巻間を走るキラキラ号
4列ゆったりシートトイレ無し

東北新幹線の車窓から 福島県辺り


2013/10/22

宮城県石巻市金華山

「金華山」という地名は聞いたことはあったが、宮城県にあるということやその正確な場所を知ったのは石巻に来てからだ。宮城県の牡鹿(おしか)半島の先端からすぐの太平洋に浮かぶ島である。311の地震の時、震源から一番近い陸地だったこともこの島について調べていて分かった。この島にはほとんど人が住んでいない(ウィキペディアによると6人)。島全体が黄金山神社の神域になっていて、住んでいるのは神社の関係者だけらしい。

牡鹿半島と言う名の通り、この半島、そして金華山には鹿が多く生息しているという。ドライブしていると「鹿の飛び出しに注意」というような標識を目にした。この間初めて訪れた時は幸い、鹿にぶつかりレンタカーの事故処理や保険の手続きについて頭を悩ますことはなかったが、もしも毎晩車を走らせていればたまに遭遇してもおかしくはないのだろう。

仙台にある整体マッサージ屋に初めて行ったときのこと。
担当は真面目そうな若い女の子だった。他県からの客である私が宮城県の観光名所についていろいろ尋ねていると...

「金華山て知ってますか?」
「知ってるけど行ったことはないよ。」
「5月に3年連続お参りするとお金持ちになれるんですよ。お参りするのは5月じゃないとダメなんです。」
「へぇー、ホントー、いいね。でももう5月も終わっちゃうなー。行ったことあるの?」
「わたしも行ったことはないんです、ふふっ。」

彼女の言っていたことはウィキペディアにちゃんと書いてあった。



牡鹿半島から金華山を望む

この日は天気もよく海も穏やかでした

ニコニコレンタカー 6時間2,100円

牡鹿半島、南三陸
津波で大変な被害を受けたところです

金華山への船が出ている鮎川港

バス停

船のチケット売り場

25分程で着くようです


2013/10/21

PM2.5 空气污染问题很难解决

中国ではどの都市に行っても空気は良くない。
これは今に始まったことではないが以前はまだましだった。

原因は、工場・発電所・車、
そして意外と知られていないが暖房用に燃やされる石炭、
から出る煙である。

中国の夏は大体どこでも暑い。冬は大体どこでも寒い。
黄河より北は特に寒いので、
昔ながらの団地には冬期に全館暖房が入る。
寒い年は10月中に稼働を始める。
黄河以南はこの暖房がないので部屋の中は逆に北京よりずっと寒い。

この全館暖房は、石炭を燃やして温めた水を、
パイプで各部屋に循環させるタイプの温水暖房だ。
北京に長期滞在した時は私も随分とお世話になった。

北京の冬は氷点下になることも多くべらぼうに寒い。
が、一歩団地の部屋に入ると暑いくらいで半袖短パンで過ごしていた。
全館暖房なので人が居ようが居まいが、
24時間どの部屋も一律に暖めるので無駄が多い。

北京で環境関係の公務員をしていた知り合いの中国人が、
「実はこの暖房が環境に良くないんです。」
と教えてくれたのは11年前のことである。

中国の深刻な大気汚染の大きな一因であることは間違いないが、
あの石炭を燃やした匂いは中国北部の風物とも言える。
私にとってはとても懐かしい、むしろいい匂いでもあるのだ。



朝の天津空港 2012年

トランジットのため数時間だけ滞在したホテル

それは 1日貸し、時間貸しのマンション

それらは投機目的で購入されたマンションです
この辺りにはたくさんありました


2013/10/20

上原おめでとう Koji Uehara

ボストン・レッドソックスBoston Red Soxがアメリカン・リーグAmerican Leagueのリーグ優勝Championshipを果たした。3点リードの9回、今季途中からクローザーに抜擢された上原Koji Ueharaが、いつも通りの気迫あふれるピッチングで相手打線に引導を渡した。なんと全球ストライクall strikesという投球内容だった。


Koji, You are the MVP


上原は常に全力投球だ。そうしないと通用しないから、打たれるからである。今シーズンはシーズンの約半分の試合で登板した。正にフル回転の活躍だった(まだ終わってないけど)。心身の疲労は計り知れない。本人も「いつ投げられなくなるか分からない」と確かシーズン途中に語っていた。いつもギリギリの状態で投げているのだ。


 最後の打者をフォークボールで三振に討ち取り試合終了



見ていて気持ちいいねー


捕手のナポリNapoliと抱き合う

昨シーズンはレンジャーズでバッテリーを組んだ仲
息もピッタリなようだ

まじつがれだー


昨シーズン、テキサス・レンジャーズTexas Rangersのキャンプ地アリゾナArizonaで彼のブルペンとオープン戦での投球を見た。ブルペンでは出番の直前に力のこもったストレートを数球投げていた。試合でも結果を出した。アリゾナに行ったのはダルビッシュを見るためだったので、上原がレンジャーズに移籍したことすら知らなかったが、気迫のこもった素晴らしい投球を見て彼を応援したくなった。上原のことは過去のブログにも書いているのでお暇なときにご覧頂きたい。


Uehara at Surprise Stadium, Arizona, 2012


上原は今シーズン信じられないような成績を残した。来シーズン、今シーズンと同じように活躍出来るか?というと、少なくとも今シーズンと同じ数字を残すのは不可能に近いであろう。ただ、上原浩治が、全力投球で、投げられるところまで投げ続けるのは間違いない。

何はともあれ、上原投手、リーグ優勝おめでとう。ワールドシリーズWorld Seriesでもその勇姿を見せてくれ。


2013/10/19

New Room & Brand New iPhone

今日の午後新しい住まいへの引っ越しを終えました。食堂で夕食をとり、今新しい部屋で音楽を聴きながらゆっくりしているところ。しばらくはこのビジネスホテル暮らしになります。うれしくて心が躍る気分です。何故って?それは自分の部屋にトイレとお風呂があるからです。この部屋、何だかとっても落ち着きます。


silent autumn night

with Apple and Music

of George Winston

my new bro

looks warmer under incandescent light